田舎の理学療法士

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脳卒中患者の体幹機能評価④:Stroke Impairment Assessment Set

こんばんは。

今夜の体幹機能評価はStroke Impairment Assessment Set (SIAS)体幹機能評価です。

 

www.jstage.jst.go.jp

 

 SIASは慶応大学を中心に開発された脳卒中患者の機能評価であり、非常に簡便であることが特徴です。また、各項目ごとに使用することも可能であり、非常に臨床的な評価と思います。9種類の機能評価から分類される22項目から構成されており、点数が高いほど機能が良好であることを示します。

 

体幹機能評価は2つの検査から構成されております。①垂直性検査②腹筋です。

非常に簡便ですのでこちらも前回のFunctional Assessment for Control of Trunk(奥田,2006)と同様に非常に手短く済みます。また、信頼性・妥当性も上記の文献で確認されています。(園田,1995)評価方法等は書籍や日本語であり、インターネットにも転がっているのでそちらに譲りたいと思います。

 

SIASは非常に簡便ですので、まずはこちらからお試ししてみるのも良いかもしれませんね。

 

Reference

  1. 脳卒中片麻痺患者の機能評価法Stroke Impairment Assessment Set (SIAS)の信頼性および妥当性の検討(2)